お酒好きの部屋

京都　紅葉　東福寺　2013秋　

2013年12月1日(日)

O君にお願いしている昔のレコードのCD化は
我が家の中でゆっくりだが確実に変化をもたらしている。
日ごろは質素倹約を旨とする我が家の家風だが
（一説には単にローインカムでエンゲル係数が以上に高いだけ）
先月あたりから楽譜に使う支出係数が明らかに高くなった。
｢ビートルズがルーツだったの？！｣事件と同様に
おいらの優柔不断の性格が大いに作用して
ホイットニーやらエアサプライまたは
大人の弾きたいピアノ弾き語りシリーズの楽譜を
ドンドン購入している。弾くことはもちろん
弾き語りなんて夢のまた夢状態なのにである。
いつもながらの準備で終ってしまうパターンは否めない。
これまで半世紀生きてきたが脂肪は身についても
芸事、習い事は身についたためしは無い。

それに比べて昔からO君は昔と変わらぬ体系で
脂肪はつかないが芸事、習い事の類は
絶え間ぬ努力で身につけてしまう。
本もよく読んでいるので、生き字引のようで
これから齢を重ねてきっと近所の物知りジジイになって
いくのであろうとおいらは確信している。
こういう人がそばにいるといろいろ教えてもらえるので
本当にありがたいと感じる。

彼が「酒　Bar!!」に立ち寄ってくれたとき
他の同級生との会話の中でお勧めの蔵書の話をしていて
帰りには周りが本を読もうという風になっていた。
彼の影響を受け変化していく人たちのお話。