秋の吟醸酒を味わう会2010年10月14日 12時14分56秒


吉田酒造店 手取川

2010年10月8日(金)
日本吟醸酒協会主催の
平成22年大阪秋の吟醸酒を味わう会へ行ってきました。
全国から吟醸酒協会加盟の50蔵あまりの蔵が一同にそろい
それぞれ自慢の「全国新酒鑑評会出品酒」「金賞酒」
「斗瓶(とびん)囲い」「参考出品酒」の大吟醸クラスのお酒が
2時間の間、約250種類味わえました。
さしずめ、超高級日本酒立ち飲みと考えても良いんではないでしょうか。
各ブースに立っているのは、蔵元さん、杜氏さん、蔵人さんなので
少々細かいお酒についての質問もOKです。
「おいしいなぁ!」「これはものが違うわ!」の声が
そこかしこから聞こえてきました。
前売り4000円ですが一本お土産つきですので
僕にとっては、内容を考えて、お得なお酒の会と思います。
東京では別の嗜好で10月19日(火)に行われます。
「日本吟醸酒協会」で検索してみて下さい。

この吟醸酒協会主催の味わう会に出品される
日本酒は表示金額から考えても、僕の
お財布の中の小銭で買える商品ではない。
つまり、毎日の晩酌で飲める範疇には無い。
ちまたでは、上撰一升(1800ml)パックが1000円前後、
または佳撰パックがそれ以下で売られています。
かたや、ブームになったとき、「幻の酒」とか
「手に入らない」を売り物にして1升瓶で
元値の5倍、10倍の価格で売られている
プレミア価格のお酒とも、この味わう会で飲める
日本酒は品質、原価の面でも違います。
何が、そしてどこが違うのでしょう。

吉田酒造店 手取川

㈱吉田酒造店 手取川(てどりがわ)
大吟醸斗瓶囲い 露堂々40(つゆどうどう) 720ml 4,200円
大吟醸古古酒 手取川40 720ml 5,250円
大吟醸名流  手取川40 720ml 2,625円
山廃仕込純米大吟醸 手取川45 720ml 3,150円
酒魂大吟醸 手取川(限定品)40 720ml 参考出品

原料を厳選し、理論どおりに磨けば、すごいお酒ができるとは限らない。
すべて、化学に培われた機械化がすべてを解決するには至っていない。
熟練した人の感性、技こそが凄みのある日本酒を造れるのではないだろうか。
しかし造り手にとっては、過酷な労働との引き換えに
このきれいな、それでいて味わいの深いお酒が出来上がる。
過酷な労働のひとつに「搾り」の工程がある。
過酷なゆえに早くから機械化され、人手が
かなり少なくすむようになった。量もたくさん採れる。
が、すべてを搾りきってしまうため雑味も含まれてくる。
優雅な味わいの日本酒造りには昔ながらの製法、
「袋つり」法を用いて、圧力を掛けず、ぽたぽた滴り落ちてくる
日本酒の雫を斗瓶という1升瓶10本分の入る容量の瓶に集める。
雑味の少ない、なんとも言えない香味の最上級のお酒が採れる。

吉田酒造店 手取川

すべてのものづくりの人々に「ありがとう!!」
後は後継者問題を何とかしたい気持ちで一杯。
ずっと続いてほしい日本の文化。

大阪秋の吟醸酒を味わう会2010年10月18日 19時32分11秒


土井酒造場 開運
2010年10月8日(金)
日本吟醸酒協会主催の
平成22年大阪秋の吟醸酒を味わう会へ行ってきました。
全国から吟醸酒協会加盟の50蔵あまりの蔵が一同にそろい
それぞれ自慢の「全国新酒鑑評会出品酒」「金賞酒」
「斗瓶(とびん)囲い」「参考出品酒」の大吟醸クラスのお酒が
2時間の間、約250種類味わえました。
さしずめ、超高級日本酒立ち飲みと考えても良いんではないでしょうか。
各ブースに立っているのは、蔵元さん、杜氏さん、蔵人さんなので
少々細かいお酒についての質問もOKです。
「おいしいなぁ!」「これはものが違うわ!」の声が
そこかしこから聞こえてきました。
前売り4000円ですが一本お土産つきですので
僕にとっては、内容を考えて、お得なお酒の会と思います。
東京では別の嗜好で10月19日(火)に行われます。
「日本吟醸酒協会」で検索してみて下さい。

この吟醸酒協会主催の味わう会に出品される
日本酒は表示金額から考えても、僕の
お財布の中の小銭で買える商品ではない。
つまり、毎日の晩酌で飲める範疇には無い。
ちまたでは、上撰一升(1800ml)パックが1000円前後、
または佳撰パックがそれ以下で売られています。
かたや、ブームになったとき、「幻の酒」とか
「手に入らない」を売り物にして1升瓶で
元値の5倍、10倍の価格で売られている
プレミア価格のお酒とも、この味わう会で飲める
日本酒は品質、原価の面でも違います。
何が、そしてどこが違うのでしょう。


土井酒造場 開運

㈱土井酒造場 開運 (静岡)
最近の12年の内、全国新酒鑑評会にて9回の金賞受賞を誇るお蔵。
連続7回の受賞はトップクラスの成績。
お酒造りの大切な点に「米・人・水」をあげることがありますが
その「人」の中の蔵人の頂点が「杜氏(とうじ)」さんです。
惜しくもお亡くなりになりましたが、波瀬正吉さんが長年、杜氏を
努められ、その技が次世代へと伝承されていく。
そんな想いとともに、今年の開運さんのお酒を味見させて頂きました。

土井酒造場 開運

鑑評会出品酒 500ml 参考出品
斗瓶取り 純米大吟醸 伝 波瀬正吉 1800ml 10,500円
開運 大吟醸 1800ml 8,190円
開運 純米吟醸 1800ml 3,570円
開運 吟醸 1800ml 3,097円

土井酒造場 開運

大阪秋の吟醸酒を味わう会2010年10月19日 23時55分07秒

2010年10月8日(金)
日本吟醸酒協会主催の
平成22年大阪秋の吟醸酒を味わう会へ行ってきました。
全国から吟醸酒協会加盟の50蔵あまりの蔵が一同にそろい
それぞれ自慢の「全国新酒鑑評会出品酒」「金賞酒」
「斗瓶(とびん)囲い」「参考出品酒」の大吟醸クラスのお酒が
2時間の間、約250種類味わえました。
さしずめ、超高級日本酒立ち飲みと考えても良いんではないでしょうか。
各ブースに立っているのは、蔵元さん、杜氏さん、蔵人さんなので
少々細かいお酒についての質問もOKです。
「おいしいなぁ!」「これはものが違うわ!」の声が
そこかしこから聞こえてきました。
前売り4000円ですが一本お土産つきですので
僕にとっては、内容を考えて、お得なお酒の会と思います。
東京では別の嗜好で10月19日(火)に行われます。
「日本吟醸酒協会」で検索してみて下さい。


御代桜醸造㈱ 御代櫻

ずっと続いてほしい日本の文化と思っていても、
先日のテレビ番組の特集で米作り農家の後継者不足による
集団引退が迫っていて、今の米作りをしている方々の
引退とともに米作崩壊が起こるとのこと。
うちのバイトさんの実家は山田錦の産地の田んぼを
所有しているそうだが、彼も農業には携わらない人生を送ると
すでに決めている。見るものには感動を与える棚田の風景ではあるが
それを耕す側にとっては、一生をかけるには見合わない、
生産性の低い、過酷な労働を余儀なくさせられる代物に過ぎないと彼は言った。
米の生産農家とともに日本酒業界が近未来に抱える大問題です。



御代桜醸造㈱ 御代櫻

米の生産農家と同様に日本酒造りの杜氏さんの平均年齢も上昇している。
一方で、若い杜氏さんの登場した蔵も見かける。
御代桜醸造㈱ 御代櫻(みよざくら)岐阜県
今年34歳の酒向(さこう)博昭杜氏さんの名を冠した「酒向」と
杜氏さんの年齢を冠した「三十四歳の春」は渡辺蔵元さんが
杜氏さんの思い通りに造ってよいとラベルデザインからすべて
酒向さんの独断製作。
今年めでたくご結婚なさった杜氏さんが造る「三十五歳の春」は
幸せ一杯ピンクのラベルになるのでしょうか。

御代桜醸造㈱ 御代櫻


御代桜純米大吟醸 雫 酒向20BY 1800ml 8,400円
御代桜純米大吟醸 21BY 1800ml 5,000円
三十四歳の春  1800ml 3,990円
御代桜純米吟醸原酒 秋あがり 1800ml 21BY 3,885円
御代桜純米吟醸 ひやおろし 1800ml 21BY 2,940円

大阪秋の吟醸酒を味わう会2010年10月20日 20時22分15秒


2010年10月8日(金)
日本吟醸酒協会主催の
平成22年大阪秋の吟醸酒を味わう会へ行ってきました。
全国から吟醸酒協会加盟の50蔵あまりの蔵が一同にそろい
それぞれ自慢の「全国新酒鑑評会出品酒」「金賞酒」
「斗瓶(とびん)囲い」「参考出品酒」の大吟醸クラスのお酒が
2時間の間、約250種類味わえました。
さしずめ、超高級日本酒立ち飲みと考えても良いんではないでしょうか。
各ブースに立っているのは、蔵元さん、杜氏さん、蔵人さんなので
少々細かいお酒についての質問もOKです。
「おいしいなぁ!」「これはものが違うわ!」の声が
そこかしこから聞こえてきました。
前売り4000円ですが一本お土産つきですので
僕にとっては、内容を考えて、お得なお酒の会と思います。
東京では別の嗜好で10月19日(火)に行われます。
「日本吟醸酒協会」で検索してみて下さい。

大洋酒造㈱ 大洋盛

わが民族、日本人は古来の歴史の関係からか
「舶来品」「南蛮渡来」に弱い。どうしても発明品は
海の向こうからやってきて、その進んだ技術を取り入れ、
改良していつの間にか本家よりすごいものを作ってしまう。
しかし、自国で作ったものに対する評価は、実際より低く
設定してしまう傾向にあるようだ。
浮世絵しかり、日本建築しかり、そして日本酒。
日本酒の評価が海外で上ってきているし、国内価格より
高値で取引されている現実。外国人が絶賛してはじめて、
日本酒の品質、価値に気づき、それからやっと
自国商品の評価が上る。

大洋酒造㈱ 大洋盛

「日本酒はおっさんの飲み物」「カッコ良くない」と
決めつける前に「ワインのようにおしゃれに飲んでみようよ」と
吟醸酒をワイングラスで楽しむことを提唱する蔵人さんが現れた。
それが先日も業界新聞に紹介された新潟の大洋盛の平田翔さん。

大洋酒造㈱ 大洋盛


大洋酒造㈱ 大洋盛 (新潟県)
大吟醸 大洋盛 出品酒 参考出品
純米大吟醸 大洋盛 720ml 5,250円
大吟醸 大洋盛 720ml 3,990円
大吟醸 越後流 720ml 2,625円

大阪秋の吟醸酒を味わう会2010年10月22日 19時10分43秒


2010年10月8日(金)
日本吟醸酒協会主催の
平成22年大阪秋の吟醸酒を味わう会へ行ってきました。
全国から吟醸酒協会加盟の50蔵あまりの蔵が一同にそろい
それぞれ自慢の「全国新酒鑑評会出品酒」「金賞酒」
「斗瓶(とびん)囲い」「参考出品酒」の大吟醸クラスのお酒が
2時間の間、約250種類味わえました。
さしずめ、超高級日本酒立ち飲みと考えても良いんではないでしょうか。
各ブースに立っているのは、蔵元さん、杜氏さん、蔵人さんなので
少々細かいお酒についての質問もOKです。
「おいしいなぁ!」「これはものが違うわ!」の声が
そこかしこから聞こえてきました。
前売り4000円ですが一本お土産つきですので
僕にとっては、内容を考えて、お得なお酒の会と思います。
東京では別の嗜好で10月19日(火)に行われます。
「日本吟醸酒協会」で検索してみて下さい。
日本酒造りで大切なものとして、「米・水・人」があげられますが
もうひとつ大事なもの(主役)があります。
日本酒は、精米した米に麹菌を加えて糖化させ、
糖分からアルコールを作り出すための清酒酵母を加えて
培養し、増殖させることで発酵作用を起こさせます。
明治37年に設立された国立醸造試験所(現、独立行政法人酒類総合研究所)主催の
全国新酒鑑評会で好成績を収めた蔵の優良清酒酵母を純粋培養し
醸造協会(現、財団法人日本醸造協会)より頒布された酵母を協会酵母といいます。
昭和21年、長野県の宮坂醸造さんから採取された真澄酵母は「協会7号」と命名され
、今も尚、全国70%の清酒蔵で活躍しています。

宮坂醸造㈱ 真澄

真澄は昭和49年から平成21年(酒造年度)まで35年間に26回の
全国新酒鑑評会金賞受賞を果たし、この成績は全国一位。
平成年間15回金賞受賞。

宮坂醸造㈱ 真澄(ますみ)長野県
真澄大吟醸 夢殿 720ml 4,935円
真澄山廃純米大吟醸 七號 720ml 3,045円
真澄純米大吟醸 山花 720ml 2,415円
真澄純米吟醸 辛口生一本 720ml 1,365円
真澄やわらか純米 720ml 1,124円