お酒好きの部屋

おいらにとって、9月と10月は秋の試飲会のシーズンです。

2011年10月3日(月)
今日は大阪天満橋のOMMの２階で夕方6時から
日本吟醸酒協会主催の吟醸酒を味わう会が行われました。
http://www.ginjyoshu.jp/index.php

山形県 亀の井酒造
くどき上手　斗瓶囲い　命（いのち）　1800ml　参考出品
くどき上手　純米大吟醸　備前雄町　　1800ml　3,570円
くどき上手　純米大吟醸　亀の尾　　　1800ml　4,200円
くどき上手　純米大吟醸　たかね錦　　1800ml　3,570円
くどき上手　純米大吟醸　くどき上手JR　1800ml　3,570円

このお蔵は平成年間で11度の通算金賞受賞をしていて
これはデーター上、全国で43番目の成績です。
稼動蔵の上位4％にはいる超超エリート蔵です。
いつもこのお蔵の｢命｣を楽しみにしています。
最初の上立ち香、口の中での含み香、味わい、
のど越し、そして余韻までの全体のバランスと
刀剣のような存在感を感じます。

手間と労力のかかる小さな仕込ですべてをつくり
使うお米の種類も様々で全部で何種類になるのでしょうか。
一つ一つに違った味わいを追求されていて、
おいらが言うのもなんですが、完結しています。
お聞きするのを忘れましたが「くどき上手JR」は
息子さんがお造りになったのでしょうか？
魂の伝承であればうれしいです。

ラベルも、黒あり赤あり、もともと浮世絵風で
斬新ですが、法被もよそのお蔵の銘柄が
書いてあることにお酒ばかりに気をとられて
気がつきませんでした。

宮城県　内ヶ崎酒造
大吟醸　鳳陽　山田錦　　720ml　3,570円
大吟醸　鳳陽　　　　　　720ml　2,940円
純米大吟醸　鳳陽　　　　720ml　2,100円

このお蔵は平成年間で10度の通算金賞受賞をしていて
これはデーター上、全国で62番目の成績です。
稼動蔵の上位6％にはいる超エリート蔵です。

蔵元さんは｢小さな無名蔵｣と謙遜しておられましたが
小さな仕込みで手間暇かけた、丁寧な造りが
お酒の味わいに現れています。
派手では無い上立ち吟醸香と心地よい味わいが
長く余韻として残り、何事もなかったかのように消えていく。
飲み手に無駄な気は使わせない。
そんな良いお酒です。友達でいえば親友の・・・かな。