ツアー旅行2011年09月06日 10時33分06秒

上高地から松本を通り宿泊先の栂池まで一日目のバスの行程300キロでした。
初めてのツアーの旅行なので、「どうせ寝るだけだから」と気にせず
ツアー宿泊先はお任せ。オプションでグレードの高い旅館も選択の余地はある。
オプションの値段の差は実体験できなかったので知るよしも無いが
距離的にはグレードアップオプション無しのほうが長くバスに乗ることになった。
ハイオプションのツアー参加者を先に旅館で降ろし、それから1時間ほどかかり
グレードアップ無しのツアー宿泊施設に到着。翌朝、ハイオプションのツアー参加者を
ピックアップしてから目的地へ向かう。往復2時間の安らぎが価格差でもある。

アルペンルート
今日は「立山アルペンルート」
早朝の食堂から見た飛騨山脈。
おいらたちの今日の目的地はあの山のまだ向こうらしい。
雲はかかっているがおおむね晴れ。
しかし後に、下界と3000m上の世界との違いを知ることになる。
それから「乗鞍岳」と説明を受けたが頭の中で地理がわからなくなった。
帰ってきて調べて飛騨山脈の北と南に同名の山があった。
アルペンルート

アルペンルート
滅多と見れない田園風景も心にしみる?
バスは一路、青木湖と木崎湖を通って大町へと向かう。
アルペンルート

ツアー旅行2011年09月07日 23時35分24秒

「立山アルペンルート」
長野県から山越えで富山へと越えられる。
裕次郎さん主演で映画にもなった「黒部の太陽」の「クロヨンダム」と
おいらの子どものころ呼んでいたはずだが今は黒部ダムへ向かう。
長野県側は扇沢が基点。そこから全国でもここにしかない
トロリーバスで6.1キロのトンネルを16分乗車。
標高1400メートルで、夏でもこのトンネル内は寒いくらいの温度。
アルペンルート
扇沢の駅でトロリーバスを待つ間に駅員さんが列の整理と注意事項を
促したりしていたとき、突如またアナウンスが始まったので
列に並んだ皆さんが耳を澄ましたとき、間髪要れずに
「お買い得の弁当があります」との説明が始まり、一同大爆笑。
「この先買えない」だの「仕入れすぎた」だの「わけありで割引あり」
だの「作り立てで賞味期限が長い」だの、いつもやっていてとても
即興とは思えぬ駅員さんの口上にトロリーバス待ちのお客の
心を和ませてくれました。

次回行ったときもやっていれば、確信犯ですよね。
アルペンルート

アルペンルート

アルペンルート

ツアー旅行2011年09月09日 19時05分05秒

小学校のとき「黒四ダム物語」の本を夢中になって読んだ記憶がある。
そのときはこの奥地での作業の過酷さを感じ、
自分がこうして今この地に立っていることが不思議に感じる。
大自然には勝つことは不可能だが、人の英知はすごいと感ず。
黒部第四ダムのところで標高は1470m。
ここからの発電の恩恵を受け、関西に送られた電気で
おいらも育ってきた。

立山アルペンルート


立山アルペンルート

立山アルペンルート

立山アルペンルート

立山アルペンルート

ツアー旅行2011年09月10日 20時40分53秒

黒部ダム建設プロジェクトに7年の歳月、
当時の金額で513億円、そして延べ1000万人とも
言われる人手により完成しました。
時間があれば展望台、黒部ダムカレー、
黒部湖遊覧船など楽しめるのですが
ツアーに与えられた時間はゆっくり歩いて
ダムの端から端まで800メートルわたりきる時間のみ。
おいらと嫁はダムの放水を見ることができる
場所まで行ったので後は駆け足で他のツアー参加者を追う展開。

いつもながら、欲張りの性格が前面に出ます。
息を切らせながら、ケーブルカー乗り場に続くトンネル前の
ツアーの旗のもとに集合。
立山アルペンルート


立山アルペンルート

立山アルペンルート

立山アルペンルート

立山アルペンルート

ツアー旅行2011年09月12日 20時26分58秒

黒部ダムをダムの端から端まで800メートル徒歩で渡った後は
今度は標高1828mの黒部平へケーブルカーを使って登っていく。
800メートルの距離を5分。結構勾配はある。

待ち時間が少しある間、列に並びながらのとき、駅員さんが
口上よろしく、これから行く先の説明を面白おかしく
説明してくれた。待ち時間のせいで少しぎすぎすなりがちな
乗客のこころを和まして頂いた。
口上の最後に本の販売をしていたが、しっかり、今、
おいらの手元にある。

ケーブルカーはトンネルの中を走るので景色は楽しめない。
立山アルペンルート


立山アルペンルート


立山アルペンルート

立山アルペンルート

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