日本吟醸酒協会主催の吟醸酒を味わう会2011年10月13日 11時43分27秒

おいらにとって、9月と10月は秋の試飲会のシーズンです。

2011年10月3日(月)
今日は大阪天満橋のOMMの2階で夕方6時から
日本吟醸酒協会主催の吟醸酒を味わう会が行われました。
http://www.ginjyoshu.jp/index.php

会場は壁際にずらっと机が並べてあり
それぞれの机には日本酒の杜氏さんと蔵元さんが
魂を注ぎ込んだといっても過言ではない
作品(おいらはこう呼びたい)が250種近く並んでいる。
好きなものだけを選んでもいいし、おいらのように
すべてを口に入れても良い。利き酒は
飲み込まないのが基本だが、今日のおいらは無礼講、
ここまででもかなり飲んでしまった。
生来、意地汚いので、ほんとに美味しいものは
胃まで達してしまう。脳も大目に見てくれる。
日本吟醸酒協会主催の吟醸酒を味わう会
兵庫県の龍力さんと山形県の出羽桜さんのお蔵元。
出羽桜さんは現在、吟醸酒協会会長さん。
龍力さんはお父さんが吟醸酒協会の前の前の・・会長さん。
家系でつなぐ日本のすばらしき伝統。和風の家業経営は良いぞ。

日本吟醸酒協会主催の吟醸酒を味わう会

情報があふれる社会では「吟醸酒は燗できない」が常識になってしまっている。
おいらがそれを事実無根とすべてを打ち消すことは無いが
とにかく自分でやってみなはれ。目からうろこ、
常識という非常識にとらわれていた自分に
「これまで人生損した」と感じることもあるかも知れん。
酒と心を暖めてこれから違った人生歩んで下さい。

日本吟醸酒協会主催の吟醸酒を味わう会

山形 米鶴(よねつる)
 
米鶴 純米大吟醸 F1   750ml 4,000円
米鶴 純米大吟醸 亀粋 720ml 3,780円
米鶴 盗み吟醸 大吟   720ml 1,800円

日本吟醸酒協会主催の吟醸酒を味わう会
山形の米鶴さん
このお蔵は平成年間で13度の通算金賞受賞をしていて
これはデーター上、全国で16番目の成績です。
稼動蔵の上位2%にはいる超超超エリート蔵です。
このお蔵は吟醸酒の創世記から販売を始め、先んじすぎて

一般に理解されず、返品の山になった逸話を持つ蔵です。
世間より、一歩も二歩も先行く先見の明がありすぎの蔵。
お米も杜氏さんをはじめ蔵人が作ります。
今では当たり前のトレーサビリティーという概念が
まだはっきりしていなかった時代からです。
すべてはより美味しいお酒を造るため。飲み手のため。

F1もいつの間にか(4年前から)ワイン瓶に入っています。
日本吟醸酒協会主催の吟醸酒を味わう会
日本吟醸酒協会主催の吟醸酒を味わう会
東京では2011年10月26日(水)開催です。
http://www.ginjyoshu.jp/event/11oct_tko/index.php