京都 紅葉 真如堂 2014秋2014年12月22日 10時47分40秒


2014年11月30日(日)撮影 京都 紅葉 霊鑑寺にて

高倉健さんがお亡くなりになり発表から1ヶ月たった。
おいらの中では健さんについてもっと知りたいと
ネットで何度も調べたり、本を買って読んだりと
「俳優・高倉健と人間・高倉健」への探究心が抑えられない日々が続いている。
もちろん、直接お会いしたこともないから、ある意味
熱病のような究極の片想いなのだがとにかく初めてで
歌手などの追っかけを熱狂的にやっている同級生の心情が
今頃ようやく少しわかった気がしないでもない。
いつもは映画館で一度見ただけでおいらの中で完結させていた
作品鑑賞を今回は小説まで取り寄せ、それぞれのせりふの意味と
それが伏線となりどこへどのようにつながっていくのかまで
自分なりに納得したい思いに駆られる。掟破りとしても。


追記
小説「あなたへ」森沢明夫著を一気に読んだ。
映画脚本を原案に創作された小説と巻末に書いてある。
なるほど映画とは細かな点でストーリー進行がちがっている点や
映画の中での事実追認の確認がちがっている箇所が少なからずあった。
映画上映2時間の制約の中では順序が逆になってしまっても仕方がないのであろう。
つまり映画は監督さんがきめたストーリー進行でつじつまが合えばOK。
だから小説は小説ですごく楽しめました。
小説の良いところはストーリー進行が理解できない箇所は何度も読み返し
自分なりに納得できながら最後に全体の流れを細部にわたって
頭の中で膨らましながら楽しめること。
一方映画は現実社会に近く映画館の中では台詞や役者さんの表情、しぐさを
聞き逃さないよう、見逃さないようにしないと伏線を見逃してしまって
最後になっても作品を楽しめないことになってしまう。
役者さんたちの言動を瞬時に善悪つけて判断することを
観客は求められる。
台詞、流れを好意的にとるか悪意にとるかの判断は
受けて側の性格、それまでのいきざま、人生哲学により
同じ映画を見ても感動する場面、感動の度合いなど
人それぞれではある。
あと、この映画の中では山頭火の句が出てくるのだけれど
おいらはこの方面もダメなので理解度半減。
受けて側が知識を持っていないと満足度半減。
ただ「旅と放浪の違い」は劇中の説明でなるほどわかった

山頭火の放浪ようでなくおいらの人生は帰る場所のある旅でありたい。

京都 紅葉 真如堂 2014秋


京都 紅葉 真如堂 2014秋

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