酒蔵見学2012年01月25日 09時48分01秒

酒蔵見学
2011年12月15日(木)
師走というくらいなので、12月はとてもじゃないが
酒蔵見学には出かける気にはこれまでなったことはなかった。
しかし、今回、京都伏見の英勲さんが見せて下さるというので
興味津々、こういう機会も滅多に無いだろうからということで。
現在、英勲さんは、99年続く国税局系「全国新酒鑑評会」にて
最近の14年間連続金賞受賞を更新中の日本で唯一の日本酒蔵です。
この記録は過去に広島の賀茂鶴さんが持つ記録と現在タイ。
酒蔵見学

全国新酒鑑評会の金賞酒は「兵庫県産山田錦」を
米を磨き(砕くのではない)60%以上を削り取り
残った米の芯のみで造ることがほぼ当たり前。
英勲さんも最初の連続10年はその「兵庫県産山田錦」を
使用、もちろん特A地区の最上級品。
11年目からの4年間は審査に不利であるといわれたが、
京都地産の米にこだわり、京都産「祝」(いわい)を
使って4年間金賞受賞を果たした。
これが実物の京都嵯峨産祝の穂。

酒蔵見学

酒蔵見学


酒蔵見学

蔵の中は機械化も進み、吟醸用の洗米機もあった。
明るい未来向かっての現在の過酷な労働条件を克服には
大切なことなのだろう。
しかし、節目、節目の大切なところはもちろん人の
それも熟練者たちの感性が生かされるように
箱麹、小さな発酵用タンク、が使われている。

品質重視で妥協できないところは、絶対妥協しない
鈍感なおいらでも蔵の思いが感じられた。
酒蔵見学

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