日本吟醸酒協会主催の吟醸酒を味わう会2011年10月29日 21時53分30秒

おいらにとって、9月と10月は秋の試飲会のシーズンです。

2011年10月3日(月)
今日は大阪天満橋のOMMの2階で夕方6時から
日本吟醸酒協会主催の吟醸酒を味わう会が行われました。
http://www.ginjyoshu.jp/index.php

東京の吟醸酒を味わう会も終わってしまったので
今年はイベントは終了。今年行けなかった人は
また来年ということで。楽しみは先へ取っておきましょう。
それでも同じネタで申し訳ない。
でも途中で止めては紹介しきれないお蔵には不公平になる。

とは言いながら、普通の人生歩んでいればそうそう
いろんな出来事に巻き込まれるわけにはいかない、
鶴瓶さんのようには・・・・。あの人の周りでは
なぜおかしく愉快なことが頻繁に起こるのか
どなたか統計学で説明してほしい。

日本吟醸酒協会主催の吟醸酒を味わう会

福井県 一本義久保本店
伝心 純米大吟醸             720ml 5,250円
一本義 熟成大吟醸 一朋(いっぽう) 720ml 5,250円
一本義 純米大吟醸 越の雫      720ml 3,150円
一本義 大吟醸              720ml 2,625円
伝心 純米吟醸  雪           720ml 1,575円

このお蔵は平成年間で11度の通算金賞受賞をしていて
これはデーター上、全国で109番目の成績です。
稼動蔵の上位11%にはいるエリート蔵です。


岡山県 利守(としもり)酒造

純米大吟醸 赤磐雄町 生      720ml 3,675円
純米大吟醸 赤磐雄町         720ml 3,150円
酒一筋 山廃純米吟醸 時代おくれ 720ml 1,449円


日本吟醸酒協会主催の吟醸酒を味わう会

振り返って考えてみれば、人生でのインパクトのある人との
出会いはその後の人生をガラッと変えてしまう場合がある。
この備前の酒一筋の利守(としもり)酒造のお蔵元ご夫婦は
おいらにとってまさしくそのインパクトのある人であった。
酒屋に入りたてで、まだお酒の知識に乏しく、
頭の中が真っ白(空では無いぞ)の状態だったとき
今から思えば「雄町」フリークだったここのご夫妻に
感化され、「雄町最高!!」それも「赤磐雄町(あかいわおまち)最高」と
呪文のように唱え、それを信じ、「備前の酒一筋・純米吟醸」を売りまくった
30年前の日々が懐かしい。
そのころ、もう一人の「雄町」フリークは京都の玉乃光の社長。
この二人に同じ会場で「雄町・雄町」と刷り込まれたものだから
その後「山田錦」にたどり着くまで、普通の人の2倍はかかったと思う。
回り道だったのか、王道だったのかはいまだ定かではないが
そのころ幻だった「雄町」がいまや、全国の蔵でも使われ
フリークのふたつのお蔵も30年経っても雄町蔵。
その信念たるや、後世にも誇れると思う。
かたや洗脳を受けたはずのおいらは今は優柔不断。
持って生まれた信念の無さだけは天下一品!!と言っておこう。

ただただ人に恵まれるは人生の幸せ。

日本吟醸酒協会主催の吟醸酒を味わう会

日本吟醸酒協会主催の吟醸酒を味わう会



広島県 今田酒造本店
富久長 純米大吟醸 八反草40 1800ml 10,000円
富久長 純米大吟醸 八反草50 1800ml  3,675円
富久長 純米大吟醸 山田錦50 1800ml  3,675円

日本吟醸酒協会主催の吟醸酒を味わう会

ここまでずっと美味しいお酒を堪能して、脳はうそつき、
のどは正直。脳は飲んではいかん、飲んではいないといい、
のどは、美味しいお酒を五臓六腑にどうぞどうぞと
通してしまう。恥ずかしながら、酩酊状態。
富久長さんのお酒の後ろのテーブルクロスのしみ、
おいらが犯人です。すみませ~ん。

日本吟醸酒協会主催の吟醸酒を味わう会
「写真撮られるのは苦手です。」とおっしゃる
お酒造りの杜氏さんになった蔵元のお嬢さん。
家業は大変ですね。でも遺伝子は流れているんでしょう。

それにしてもおいらのような酔っ払いに絡まれるのは人生の不幸?