日本吟醸酒協会主催の吟醸酒を味わう会2011年10月22日 15時43分37秒

おいらにとって、9月と10月は秋の試飲会のシーズンです。

2011年10月3日(月)
今日は大阪天満橋のOMMの2階で夕方6時から
日本吟醸酒協会主催の吟醸酒を味わう会が行われました。
http://www.ginjyoshu.jp/index.php

新潟県 青木酒造
鶴齢 純米大吟醸 槽しぼり  1800ml 8,610円
鶴齢 大吟醸               720ml 2,153円
鶴齢 特別純米無濾過生原酒  720ml 1,680円
鶴齢 純米吟醸無濾過生原酒   720ml 1,838円

日本吟醸酒協会主催の吟醸酒を味わう会


日本吟醸酒協会主催の吟醸酒を味わう会

醸造酒としては世界の中でも高濃度アルコール生成(20度)できる
日本酒の醸造技術の特徴の並行複発酵。
通常は出来上がった原酒に割り水といって
水で薄め15度(15%アルコール)前後で出荷されています。

近年濾過技術も格段の進歩を遂げ、機械的濾過だけで
味わいを調整もできるようになってしまいました。
以前は機械的ではなく活性炭を濾過に用い、
味わいを微調整するのが主流でした。
醸造過程ではなく、醸造後のおおきな調整は
いくら技術革新とはいえ本末転倒と
思った時期がおいらにはありました。

純米吟醸無濾過生原酒は水も醸造用アルコールも
加えず、一切機械濾過、炭素濾過もかけず、
おまけに熱処理もしない、正に、
化粧も、整形もしないすっぴん美人の日本酒です。
それゆえ、お蔵ごとの特徴、違いも出やすいし、
おいらにとっては比較もしやすく思えます。
味わいが濃すぎて、敬遠なさる方も居られるのは事実ですが・・・。

あと、無濾過生原酒が最高品質といっているわけではないので
ここ吟醸酒協会での日本酒(吟醸酒)は
ほとんどが濾過量も醸造用アルコール添加量も限りなく
少なく醸造されていますので誤解の無いように。

とにかく味わって頂けましたら、品質のよさが(良いことが)
おわかりいただけると思います。

日本吟醸酒協会主催の吟醸酒を味わう会