飯田さんの展示会2010年09月28日 11時52分33秒

9月第2週は3日間アルコールの試飲会、
それから10月1日実施のタバコ増税の説明会に、
夕方まで計4日出かけておりました。
出かけた日は仕事がたまるので普段より大変になります。
9月5日(日)は酒問屋の飯田さんの展示会から
玉乃光酒造(京都府)
僕がこのお酒と出会ったのはかれこれ30年前。
別の酒問屋さんの展示会で先々代の社長さんに
いろいろ教えて頂いたのを思い出します。
生まれて初めて蔵見学へ行ったのもこの
玉乃光さん。当時まだこの蔵と
岡山県の利守酒造さんの奨める
酒造好適米「備前雄町」「雄町」がまだ
珍しい時期でしたが、この二つの蔵の
お米にかける情熱、熱意は
日本酒暦ピカピカの1年生の僕に伝わってきました。
僕が「純米吟醸酒」へのこだわりを持ったのも
今振り返ればこの二つの蔵のおかげでしょう。
玉乃光さんは昭和39年、米100%の純米清酒を
業界に先駆けて独自に開発し純米吟醸の品質向上に
尽力して今日に至っています。当時から
「天然の酸味と甘味のバランスがとれ、香り高く
飲み飽きしないお酒」を造るのがモットー。
最近は備前雄町大吟醸を季節により、本生、
ひやおろし生詰め原酒で数量限定で出荷してくれます。
純米吟醸の樽酒や京都オリジナルのお米「祝」を
使ったお酒もたのしみです。



飯田さんの展示会
梅乃宿酒造(奈良県)
酒造りの基本は良い原料と高精白と考え、山田錦を中心とした
酒造好適米を用いて高精白(蔵平均55%)し、超軟水の
葛城山系の伏流水を仕込水に、南部流の技で醸す酒は
柔らかく、きめ細やかな味わいが持ち味です。
梅乃宿のお酒は香りは控えめ、口に含んだ瞬間に
広がる味わい深さが特徴。
平成で全国新酒鑑評会7回金賞受賞蔵。
飯田さんの展示会
西山酒造場(兵庫県) 酒名は小鼓
仕込水は人気コミックでも紹介されたほどの
蔵内井戸水(中軟水)を使用。
酵母は西日本では珍しい小川10号酵母に特化し
控えめな酸と穏やかな香りが特徴で、
上品な酒質となります。蔵人はすべて社員。
主力の酒米は地元の契約栽培の減農薬無化学肥料で
栽培している。特に「但馬強力」は戦前に廃止になった
酒米を2000年に復活させた小鼓だけの酒米。

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